Hola! メキシコ日系進出通信

第8回 メキシコの住居やホテルなどについて

今回はメキシコの住居やホテルなどについてご紹介させていただきます。メキシコで住まいを探す上で最も重要なのが、治安面を念頭に置くことです。勤務地となる工業団地周辺や、市内中心地のオフィス街周辺の治安が良くないために、車で1時間程掛けて通勤するという方も珍しくありません。居住エリアの決定には、同じ会社や近隣の日系企業の方々を参考とすることが確かです。

 

住居の種類

メキシコでは1Rや1Kなどの単身者向け物件はほとんどなく、3LDKなど広い間取りの物件が大半です。その為、単身者であっても広い間取りの物件に住んでいることがほとんどです。物件の種類としては、タイの様にサービスアパートが普及しておらず、マンションか一戸建てのどちらかとなります。但し、マンションもまた、首都メキシコシティ以外ではそれほど多くなく、中小都市では一戸建ての選択肢しかないことになります。フラクシオナミエントと呼ばれる数十~数百の家々の四方が塀で囲われており、出入口には24時間警備員が常駐している居住区や、ゴルフ場併設でゴルフ場内に一戸建てがあり、ミニスーパーやレストランが同敷地内にあることもあります。

住居探し、契約について

特徴として、マンションやフラクシオナミエントの居住区内にある物件でも、一物件毎にオーナーが異なります。家賃はもちろんのこと、家具・家電の有無、公共料金(インターネット)が含まれているか否かなど、条件は様々です。その為、日系の不動産会社に仲介してもらうケースがほとんどです。日本語での契約書作成や、家具の買い足し、入居前の修繕などを調整してもらうことができます。

契約時の注意点としては大きく2点です。

1点目は、家賃の見直しについてです。賃貸契約期間は通常1年単位で、ほとんど毎年家賃の値上げを告げられます。インフレ率(物価上昇率)に準ずるという理由が主となります。

2点目は、物件の確保についてです。バヒオ地区の自動車関連企業様が多く進出する地域の外国人が多く住むエリアでは、買い手の競争率が高く、売り手市場です。その為、スピーディーな決断を求められます。通常家賃1か月分のデポジット(保証金)を支払って、入居の意思があることをお金で示すことが大切です。デポジット(保証金)や前金の文化が一般的なメキシコでは、口約束や仮契約書などは効力がなく、日本本社の決裁を仰いでいるうちに、別の方が既に入居されていたというケースも珍しくありません。

ホテルについて

ホテル探しに困ることはなく、世界的な有名ホテルチェーンも各都市に進出しており、比較的安価なビジネスホテルチェーンも存在します。予約も大手ブッキングサイトを利用すれば、日本語で簡単に予約することが可能です。注意点としては、ラリーや展示会、フェスタなどのビッグイベントがあると、当該都市のみならず、周辺都市のホテルも空室が無くなりますので要注意です。

次号では、仕事・私生活ともに関わるメキシコ国内での移動などについてご紹介させていただきます。

昭和電機株式会社 梶本 嵩顕

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