各製品のトップブランドを顧客に提供 ポリエチレンフォームも取り扱い開始

タイで各種工業用プラスチック製品を語る際に、タイ・ポリマー・サプライを外すことはできない。1982年創業という長い事業歴を持ち、北はチェンマイ県から南はソンクラー県まで13の支店を有する。顧客に提供する製品は需要を満たす最高レベルに選定されているとの定評がある。ニーズに適合した標準、安定した品質が保証されている。タイ・ポリマー・サプライがタイにおける工業用プラスチックの輸入販売商社としてトップレベルの名声を博する理由である。

製造業向けに高品質の製品を輸入販売

タイ・ポリマー・サプライのジャック・スーマノータム社長は「当社は高品質の工業用プラスチックを輸入販売する会社です。品質、基準のレベルにおいて輸出国でトップ5の優れた製品を選んでいます。各種製品のトップブランドを代理店としてサプライヤーにお届けするわけですから、必然的にトップ5のブランドを選定することになります。最良の生産工程を経ていることが確かですから。ドイツをはじめアメリカ、オーストリア、日本の製品が主流ですが、種類によっては評判の高いヨーロッパ、南米の有名ブランド品も提供します」と語る。

同社の提供する製品は多様な範囲に及ぶ。例えばPPプラスチック、静電気防止プラスチック、棒状プラスチック、板状プラスチック、工業用プラスチック、耐熱プラスチック、エンジニアリング用プラスチック、その他、テープ状など各種の形状の製品を扱う。揚水ポンプシステム用、風力システム用、ベルトコンベア、さらにはパッキン、オーリング、バルブつなぎ、パイプなど、工業用プラスチックのすべてをカバーしていると言っても過言ではない。

「タイの製造業のニーズを満たすために当社は新製品の輸入販売に努力しています。サプライヤーのニーズに適合する製品の選定には、時として時間がかかります。ニーズを満足させるにはトップ5レベルの優良品でなければなりません。当社の顧客には、優れた製品だけを供給することで、サービスと共々に満足していただけます」。

自動車産業の新たな選択肢 輸送用資材のPE FOAM

最近、同社は自動車産業向けの新製品として、ポリエチレンフォーム(PE FOAM)の取り扱いを始めた。自動車部品輸送用の緩衝材として、高品質の独立気泡構造とプラスチックによって軽量化を果たした。しかも材質は堅牢で重量にも耐え、化学物質への耐性も持つ。輸送中の部品の安全性が保たれる。

「PE FOAMは、ポリエチレン系樹脂を発泡させて作られます。自動車部品運搬に適しています。自動車部品は場合によってはかなりの重量の部品もあります。そのため、重量に耐えられる素材でなければいけません。化学物質への耐性も必要です。また自動車部品同士が接触して傷がつくことがあってはいけません。そして、軽量な製品であれば言うことはありません。作業員の作業が円滑に進みます。現在、PE FOAMは日本でも普及しています。

もしも自動車部品の輸送に堅牢でない素材を使うならば、頻繁に交換しなければなりません。工場の生産ラインに影響する可能性もあります。寿命の長い素材を使うにこしたことはなく、自然とPE FOAMが選択肢として浮上してきます。他の素材よりも、型崩れすることなく長期間にわたって使え、ずっと長持ちします。値段は高めですが、耐用年数が長いので十分にペイできます。他の素材よりも採算に合います」。

タイは自動車の年間生産台数200万台を誇る、東南アジアの重要な自動車生産基地。同様の資材はタイにおいてさらに市場を拡大すると見込まれている。「自動車産業の工場に普及し始めています。特に部品のパッケージングに使われています。また部品の製造ライン内でも使われています」。

顧客の最高の満足度が事業の生命 読者向けにPE FORM特別割引も

ジャック社長は同社の事業目的を、顧客への最大の利益と最高の満足の提供に置いている。顧客が十分に利益を上げることができれば、それは利益の社会への還元を容易にすることにつながるからである。同社もまた間接的に社会貢献に参加できることになる。

「事業にとって利益を上げることは主要な目的ですが、それよりも当社は工業部門の長期的な繁栄を望む考え方に立ちます。ですから、利益最優先ではありません。売上よりも優良製品の提供を優先します。タイの産業に対するサポート効果の最大化を狙います。タイの製造業のさらなる発展をサポートするという立ち位置に在るのです。売れる商品よりも優良な商品を選定し、価格競争ではなく顧客の真のニーズを満たすのがメインです」。

PE FOAMのマーケティングについては、取引先をはじめ既存の市場から販売を始めている。自動車部品産業の顧客にあたる。試供品を無料で提供し、実際に使用して、利便性を実感してもらう。この取り組みは目下、支持が広がっている。

「PE FOAMの試用により使い勝手を知ったお客様は、工場内で色々な作業に応用することになります。作業に応じて新たなニーズが生まれてきます。これまで知らなかったPE FOAMの応用面が広がるということです。顧客のほかにも試用してみたいという企業には無料で提供します。ともあれ軽くて堅牢で、衝撃を防ぐことができる素材ですから、自動車以外の産業でも各種の使い勝手があると思います。自動車産業だけでなく、どんな産業、業種でも新たなニーズが生まれることでしょう」。

FNA月刊U-Machine誌の読者向けに特別のプロモーションを実施。今回のタイ・ポリマー・サプライのPE FOAMに関する記事を読んで商品のことを知ったと伝えるだけで、ただちに15%の割引。

 

会社情報

会社名 Thai Polymer Supply Co., Ltd.
住所 406 Soi Sukhumvit 55, Sukhumvit Rd., Klongton-Nue, Wattana Bangkok 10110
お問い合わせ先 Tel:02-750-4852~8 ext 194, 195, 197 E-mail:marketing@thaipolymer.co.th 
担当者名
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