TOPICS

帝人がポリエステル主要銘柄をタイに生産移管

帝人はこの程、創立50周年を迎えたテイジン・ポリエステル(タイランド)(以下、TPL)へ日本からのポリエステル主要銘柄の生産移管が完了したと発表した。

2014年から進めてきた構造改革の一環。日本の岩国事業所、徳山事業所で生産されていたポリエステル長繊維「デルタ」「ウェーブロン」および短繊維「エルク」「テピルス」などが生産移管された。今後は、ポリエステル繊維の生産・加工機能をタイと松山事業所に集約、TPLは戦略的な生産拠点となる。

帝人の鈴木純社長は「タイにおいて素材の生産体制を整え、拡充していくと共に、先端技術の研究開発や現地企業との戦略的アライアンスの推進などにより、アセアンにおける中核拠点としてさらなる事業拡大をしていきたい」と語った。

併せて、帝人フロンティアがタイにおけるポリエステルを中心とした繊維の研究開発拠点として帝人フロンティア・タイ・イノベーション研究室を開設することも発表された。

 

  • Facebook
  • twitter
  • line

関連記事