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SCGヤマトが小口保冷配送の国際規格取得

ヤマトホールディングス傘下のSCGヤマトエクスプレスは5月24日、小口保冷配送サービスの国際規格 PAS 1018 の認証を取得したと発表した。

保冷宅配サービスの「クール宅急便」と日本からタイへの一貫保冷小口輸送サービス「国際クール宅急便」が対象。同社は昨年3月からバンコクおよび周辺地域でクール宅急便サービスを提供し、主にタイ国内のEC市場から出荷された保冷食材、日本から輸入された保冷食品などを取り扱っている。

同認証は、小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。ヤマトホールディングスを始め、日本国内の保冷宅配便サービスを扱う事業者、海外の業界団体等の組織も参画し 昨年2月に策定された。

SCGヤマトエクスプレスは、ヤマト運輸の東南アジア事業を統括するヤマトアジアとSCGセメントビルディングマテリアルの合弁会社。

画像=SCGヤマトエクスプレスの濱西洋司社長(左端)ら

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