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日立が初のIoT拠点をチョンブリに設立
日立および日立アジアは9月17日、アマタシティーチョンブリ工業団地内にLumadaセンターをオープンした。Lumadaセンターは日立にとって世界初の機関で、日本、中国、アメリカで蓄積してきたIoTソリューション開発の成果がタイに導入されることになる。
Lumadaセンターには「IoTソリューションルーム」と「協創ルーム」の2空間を設けられ、製造ラインを模した「IoTソリューションルーム」では日立のソリューション事例を紹介し、「協創ルーム」は顧客が抱える課題の発見と分析、提供可能なソリューションを議論するスペースとして活用される。顧客データを収集・分析し、ビッグデータや人工知能(AI)などの活用を通じて、タイのみならず東南アジア地域におけるソリューション展開を目指す。
日立の東原敏昭社長は「Lumadaセンターを基点としたソリューション提供を通じて、イノベーションによる持続的な経済発展をビジョンとして掲げるタイの成長に寄与するものと確信している」と語った。日立アジアの堀内浩祐社長は「東部経済回廊(EEC)プロジェクトを側面からサポートする」と話した。