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トヨタIMVがタイから輸出300万台を突破
11月24日、トヨタモータータイランドは、タイからの新興国向け世界戦略車IMVの輸出が300万台を突破したと発表。あわせて、タイ製ピックアップ「ハイラックス」の日本への輸出を記念するセレモニーをチャチュンサオ県のバンポー工場で行った。
IMVプロジェクトは2004年からタイでスタート。現在では、トヨタの1トンピックアップトラックの全生産量のうち60%がタイで生産され、IMVシリーズは122カ国に輸出されたという。トヨタモータータイランドの菅田道信社長は「タイの技術で日本のお客様に満足していただきたい」と語った。一方、ウッタマ工業相は「EECへの投資を拡大したもらいたい」などトヨタに期待を寄せた。
日本では9月から「ハイラックス」の販売が13年ぶりに再開され、8月にタイからダブルキャブモデルの供給を開始した。完成車の日本への逆輸入は初めて。当初は月300台ほどのペースで輸出する。日本での受注は好調で、従来のファンだけでなく、若者の購入も目立つという。