タイ節税講座

Chapter 2 第16回 医療保険プラン

早いもので今年も終わりが近づいてきました。本当に早いですね。今回は節税にも、大きな医療カバーにもお使いいただけるスーパープランをご紹介します。

今までのタイの保険会社で加入できる医療保険は、入院保障でベッド代が最大でも5,000バーツ程度、通院も1,200バーツなど、実際に皆様が病院に行かれる際には、必ずと言っていいほど実費負担が出てきてしまうものがほとんど。医療費の上昇に保険会社の保証が付いていけない、というのが現状でした。タイ赴任時や心配な方は、海外旅行者保険を日本で加入し、1,000万円、3,000万円という大きな保障を備える。このような保障は通院でも入院でも関係なく使える契約がほとんどですから安心です。ただし、タイ滞在年数が長くなると継続できない保険会社もあり、長期お住まいの皆様には悩みの種だったと思います。

今の医療保険では保障が小さくて… 駐在年数が増えてきたので、次回更新できるか不安… そんな不安を一気に解消できるのが、今回ご紹介するバンコクライフ社の医療プランです。

この医療保障は終身保険や貯蓄積立保険と組み合わせることによって加入できます。例えば、5年積立18年満期の積立を年間10万110バーツかけます。医療特約として最大の500万バーツの保障をつけることができます。500万バーツの保障の場合、40歳男性で年間保険料は39,139バーツとなります。10万110バーツの積立については、通常のお積立同様、生命保険控除の対象となりますので、節税ができます。例えば最高税率が30%の方の場合、毎年3万バーツの節税となります。

5年間の積立金額は50万550バーツとなりますが、18年後の満期までに67万6,800バーツもお受け取りいただけます。節税分を考えますと、最高税率30%の方ですと毎年3万バーツの戻り、5年で15万バーツの節税となります。つまり50万500-15万=35万500バーツの実質のご負担にて、67万6,800バーツも受け取ることができるのです。利回りは確定。それでこの高い利回りです。

今回ご紹介した5年積立18年満期の積立プラン以外にも、5年積立10年満期、8年積立18年満期の貯蓄積立プラン、そして20年積立90歳満期、20年積み立て80歳満期の終身保険にもお付けすることができます。医療の保障は100万バーツ、300万バーツ、500万バーツから選べます。

不意の事故、急な大きな病気による手術など、安心できる病院での治療となれば、どうしても高額な医療費がかかることになります。300万バーツ、500万バーツなどの大きな保障があれば本当に安心ですね。

  • Facebook
  • twitter
  • line

関連記事