【工業団地特集】304工業団地 304 INDUSTRIAL PARK CO., LTD.
インドシナ地域の連結点 / 各生産拠点との接続も抜群
304工業団地はプラチンブリ県と東部経済回廊(EEC)エリアのチャチュンサオ県で工業団地を運営している。労働力の豊富なタイ東北部に近く、また自動車、電機産業の重要拠点となる工業団地へのアクセスが抜群。各工場に供給する部品の生産地として便利な立地にあり、ひいてはインドシナ地域の連結点となる大きな可能性を秘めている。
● 豊富な労働力と充実したインフラ
304工業団地は1994年にプラチンブリ県で工業団地を開発。2001年にはチャチュンサオ県にも工業団地を開発するに至った。現在までに1万ライ(1,600万平方メートル)の工業用地を開発、運営し、約130社が入居している。
同社のキッティパン・ジッペンタムCEOは「当社は常にインフラの充実を第一としており、設備はよく整備され、投資家の大きな信頼を勝ち得ています。高地に立地し、洪水の心配は皆無です。敷地内には貯水池と発電施設を設置しているため、工業用水と電力供給は常に余裕があり、安心して操業できます。工業用水は合計4,000万立方メートル、発電施設は7カ所を数え、合計670メガワットの電力を供給します。また地方電力公社との連携で、緊急時のバックアップ体制も万全です。このような鉄壁のインフラを投資家から高く信頼されています」と話す。
同社では各専門家によるワンストップサービスを提供しており、投資家の生産活動から生活面までレベルの高いサポートを施している。経営層から管理職、ワーカーに至るまで、快適で質の高い生活を提供する。生産活動の重要なポイントとなるワーカーに関しても、「労働力不足の折から獲得競争も激化していますが、タイ有数の労働力の宝庫である東北地方に近接しています。賃上げ圧力も大きくなく、豊富な労働者を集めることが可能です」と語る。
● 新フェーズの開発、販売もスタート
304工業団地の入居企業にはタイ投資委員会(BOI)から恩典が受けられるチャンスがある。投資の際には、そのような恩典の有無に加えて、輸送ルート、労働事情、関連事業との連結性など、様々な要素を考える必要がある。
キッティパンCEOは「304工業団地は製造業の生産基地が展開する好立地に位置しています。レムチャバン港から110キロ、スワンナプーム国際空港から100キロ、加えて当社の工業団地が位置するプラチンブリ県、チャチュンサオ県はタイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナムを結ぶ連結点にあたります。今年は304工業団地7のフェーズ3の1,500ライ(240万平方メートル)と、フェーズ5の1,000ライ(160万平方メートル)を開発します。すでに販売活動もスタートしました。投資を検討する際は安全性、天災のリスク、インフラ、人件費、さらに体系的なサービス供給がそろっていることが大事です。304工業団地はこれらすべての要件を満たしています。特にチャチュンサオ県はEEC内にあり、ターゲット産業、関連産業にとって絶好の立地となるでしょう」とアピールする。
(2019年9月号掲載)
304 INDUSTRIAL PARK CO., LTD.
106 Moo. 7 Thatoom, Srimahaphote, Prachinburi 25140 http://www.304industrialpark.com
Mr.Andy Pangnakorn (Director of Sales & Marketing)
Tel:66-(0)-81-304-3041 E-mail:info@304industrialpark.com