日立および日立アジアは9月18日、3回目となる日立ソーシャル・ノベーションフォーラム（HSIF 2018）をバンコク都内のホテルで開催した。IoTプラットフォームの「Lumada」をはじめ、インテリジェントなイノベーションを発表した。HSIFは顧客向けのデジタルソリューションをサポートするもので、今回はタイに設けられたLumadaセンターのサービスに焦点を絞り、スマートファクトリー、ロジスティクス、品質管理がテーマとなった。

日立の東原敏昭社長は「日立にとってタイは重要な市場。Lumadaセンターのオープンは、東部経済回廊開発の進展と相まって、製造業、物流、エネルギー、輸送業を中心にデジタル・ソリューションの創造性と能力が大いに伸びる契機となる」と語った。日立アジア（タイランド）の兒玉好人MDは「Lumadaセンターによりタイの人材開発に一層力を入れて取り組むことができ、製造業のデジタル化が合理的に進められる」と語った。