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管材、ワイヤー関連の展示会に日系含め約400出展
管材、ワイヤー関連の展示会に日系含め約400出展
9月19日から21日までバンコク国際貿易展示場(BITEC)で、管材およびワイヤーに関する展示会「Tube Southeast Asia」「Wire Southeast Asia」が開催された。中国、日本、イギリス、アメリカ、ドイツなど30カ国から400社近くが出展した。
測定機大手のキーエンス(タイランド)は同展示会初出展。超高速・高精度寸法測定機「LS-9000シリーズ」などを展示した。同シリーズの製品は、クラス最速の16,000回/秒サンプリングで、ワークが揺れても安定測定が可能。また、対象物の傾きを認識するモニタCMOSを内蔵し、傾いたワークでも角度に応じた測定値の補正を自動で行い、正確に測定する。駆動部がなく、レーザ、モーターのメンテナンスが必要ない。
ワイヤーや関連製品などを扱う東邦インターナショナルは3回目の出展。アメリカのパラマウント社の伸線用プレッシャーダイスシステムなどをPRした。伸線用超硬ニブとプレッシャー用ニブによって構成されており、引き込まれた乾式潤滑材は内部クリアランスで圧縮され伸線ニブの潤滑性が向上。ダイス寿命が伸び、線速もアップする。ダイス寿命が倍以上に伸びたケースもあるという。同社は昨年、タイに駐在員事務所を設立している。
出展企業の半数以上を占めるのではないか、と思うほど中国企業の出展が目立った。同展示会は2年に一度開かれており、次回は2019年の9月17日から19日まで開催される予定。