2月22日、サワヤタイランドでは、タイ人技術者育成に関するセミナーをバンコク都内のホテルで開催した。日本で技術者教育を手掛ける工学研究社の橋本邦一常務取締役は「タイ人エンジニアのためのタイ語による基礎技術教育のご紹介」と題して、新人および若手技術者らの基礎力を評価する「To-Beエンジニア試験」などを紹介。同試験は理系4大卒が6割得点できることを目安に作成したもので、タイ語にも対応。タイの大学講師による技術研修も行っており、橋本氏は「教育の現地化はますます進んでいく」と語った。徳山工業高等専門学校の三浦靖一郎氏は同試験の教育現場での活用事例などを講演。「得意、不得意分野を明確にできる」など話した。