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WHAが国内10カ所目の工業団地、中国企業が入居へ

工業団地、倉庫開発のWHAインダストリアル・ディベロップメントでは4月1日、中国の大手タイヤメーカー、浦林成山と東部チョンブリ県のWHAイースタンシーボード3工業団地における土地売買契約を結んだ。

浦林成山のタイ法人、浦林成山タイヤタイランドがWHAから44万8,000平方メートル(280ライ)を取得し、タイヤ工場を建設する。浦林成山にとって初の海外生産拠点となる。従業員は1,200人、2020年の操業開始を予定している。乗用車用タイヤを年間400万本、トラック・バス用タイヤを同50万本生産する。

開発は3期に分けて行われ、将来的に従業員2,000人、乗用車用タイヤは年産1000万本、トラック・バス用タイヤは同200万本を目指す。タイ投資委員会(BOI)の事業認可を受けており、生産量の90%はアメリカやヨーロッパに輸出、10%をタイ国内で販売する。

浦林成山は1976年創業で、現在4,500人の従業員を抱え、昨年の売上高は7億7220万米ドル。約1,100万本のタイヤを販売した。WHAイースタンシーボード3工業団地は同社の国内10カ所目の工業団地として新たに開業した。全体で約2,200ライを開発する予定。浦林成山が最初の入居企業となる。

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