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加工包装設備の国際見本市開催 東南アジア最大級、約2,000社出展
東南アジアで最大級の加工包装設備に関する国際展示会「ProPak Asia 2017」(主催Bangkok Exhibition Services Ltd.)が、6月14日から17日までバンコク国際貿易展示場(BITEC)で行われる。
ProPakは1992年に初開催され、今年で25回目を迎える。食品加工から飲料製造、製菓機械、包装、医薬品、化粧品、マテハン向けまで、多種多彩な関連企業がブースを出展する。昨年はBITECのHall 101から107まで約50,000平方メートルのスペースに、48カ国から1,880社、それに加えて13カ国から17の国際パビリオンが出展。期間中の来場者は国内外76カ国から40,893人に上った。
今年はスペースが25%拡大。増築工事が終わったBITECをフル活用し、45カ国から約2,000社、また日本をはじめとする18の国際パビリオンが出展することになっている。特に日本パビリオンは日本包装機械工業会が中心となって前回より2倍増となる384平方メートルのスペースを確保。多くの日本企業が出展を予定している。
会場全体は大きく8つのゾーンに分かれる。加工技術、包装技術、飲料技術、製薬技術、検査、材料、コーディングやマーキング&ラベリング、低温物流・倉庫など5000近くのアイテムが出品される見通しとなっている。さらに、パッケージ印刷に関する新たな見本市「Printech Asia」も同時開催されることになっており、こちらも見逃せない内容となりそうだ 。
企業ブース以外にも、「Asia Food Beverage Thailand Conference 2017」「Food Focus Thailand Seminar 2017」「Food Innovation Asia Conference 2017」など、興味深いセミナーも多数開催される。消費者需要の増大や新しいトレンド、力強い成長と輸出の拡大など、アジアの加工包装産業はまだ成長の途上にある。今回のProPakは新たな調達先の確保、ネットワークの拡大、最新の知見の吸収など、ビジネスチャンスの拡大に大きく役立ついイベントとなりそうだ。
詳しくは同展示会ホームページまで
http://www.propakasia.com/ppka/2017/en/index.asp