実験機器全般の展示会「タイランド・ラボ・インターナショナル2017」が9月6日から8日までバンコク国際貿易展示場で開催される。主催者VNU EXHIBITIONS ASIA PASIFICでは世界各国から12,000人を超える来場者を見込んでいる。

同展示会を前にVNUは6月1日、各ジャンルの専門家を招いたシンポジウムを開催した。科学技術通商協会のウドム会長は「化学関連の実験器材に関する投資市場は600億バーツの市場規模で、成長率は従来の平均10％から15％に伸びるだろう。現在、官民が投入しているR&D資金はGDPの0.75％に相当するに至った。1,000億バーツに近い数値である」と語る。

工業省のオラワン食品研究所副所長は「新たな消費性向が次々に生まれており、食品部門の業績はいやが上にも高まっている。昨年のアセアン地域の食品市場の成長率は14.2％を示した。CLMV諸国（カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム）向けのタイの輸出額はアセアン市場全体への輸出額1,486億4,200万バーツの55％を占め、20％成長した」と話した。