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工業省、国立エンジン・タイヤ試験センターを建設

工業省工業規格室は8月1日、チャチュンサオ県の国立エンジン・タイヤ試験センターの建設現場を訪れ、第1フェーズの工事の進捗状況を視察した。現在、200ライの土地の造成が進んでおり、10月末を目処に整地を完了させる。国際基準UN R117の試験コース建設の土台となる。

ピシット工業規格室長は「タイヤの騒音、濡れた路面とタイヤの食いつき、タイヤの回転にはタイ工業規格2721-2550標準を適用する。これはUN R117がベースとなっている」と語る。完成車と部品を検査する第2フェーズは、ブレーキ、右折左折時の制御機材、エンジン、速度測定パワー伝達システムおよび燃費効率の5つ。2019年完成予定。自動車・部品・タイヤ各メーカーのR&D施設を全国から誘致する。

ピシット工業規格室長は「同センターは世界基準と同じ標準を試験・認定する、アセアン地域のエンジン・タイヤ試験センターの中心にタイを押し上げるだろう」と語った。

 

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