富士ゼロックスタイランドでは6月7日と8日の2日間にわたり「DocuWorld 2017」を開催し、同社の最新機器、ソリューションを展示した。

今回は“Greater Innovation, Greater Tomorrow”のコンセプトのもと、セールス&マーケティング、ファイナンス&アカウンティングなど、企業の部門別に想定したソリューション、機器を展示した。営業支援や顧客管理など多彩なアプリケーションを提供する公共クラウドサービス「SkyDesk」に関して熱心に説明を聞く来場者の姿もあった。手塚幸治社長は「オフィスと一言に言っても、部門ごとに関心事が違う。今まで見落としていた需要を喚起したい」と意気込んだ。

同社は今年タイ進出50周年を迎える。手塚社長は「複合機というものをコミュニティツールとして、色々なソフトウェア、パッケージを組み合わせて価値を高めていく。世界的に複写機業界は厳しい。従来の通りのやり方だけでは成長が難しい。ハードウェア、ソフトウェアだけではなく、お客様の業務の一部を請け負うアウトソーシングサービスも力を入れていきます」と今後の見通しを語った。