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デクシスがシャフト卓上検査機披露
デクシス(タイランド)では新製品「シャフト卓上検査機」の内覧会を3月7日、8日の2日間にわたってナノ精密社内で開催した。
同製品の特長は、特許技術を持つマルチプルイメージャーによる高精度な検査。従来は欠陥ごとに異なる照明環境と検査工程が必要だったが、デクシスのマルチプルイメージャーによって打痕、汚れだけでなく、これまで困難だった傷まで一台のカメラで検出できるようになった。
検査はマルチプルイメージャーを使った胴部およびエリアカメラ2台を使った両端面検査も可能(オプション)。対象ワークサイズは、シャフト径Φ2~10mm、シャフト長40~150mm(それ以外はカスタム対応)。検査精度は0.2mm角以上。検査能力3秒/本(予定)。装置サイズはW600mm×D710mm×H1150mm。装置重量約50kg。
期間中に計40名ほどが参加した。ある来場者は「1台のカメラで見られるのはうれしい。今までこういった製品はなかった」と話した。初号機は精密金属シャフトメーカーのフォーチュンクロスに納入済み。