会場とオンラインのハイブリッド開催 タイ・ベトナム・日本など多国間での商談が実現

製造業専門のマッチングを行うNCネットワークグループのNC Network Asia Co., Ltd.とNC Network Vietnam JSCが主催する「FBCアセアン2022ものづくり商談会」が8月26日~28日(会場開催)、9月7日~9日(オンライン開催)に開催されました。本年は会場とオンラインのハイブリッド開催となり、タイは3年ぶり、ベトナムは2年ぶりに会場を使用しての開催となりました。

タイ会場は展示会大手のInforma Markets、タイサブコン協会、タイ投資委員会(BOI)と併催。バンコクへの来場が困難なチョンブリ・ラヨン地域で勤務をしているタイ人スタッフの来場を狙いパタヤで開催。実際にバンコク開催とは異なる層の来場が多数ありました。また、タイ投資委員会(BOI)の協力で会場に34社のバイヤーが出展し、FBCアセアンの出展企業とのマッチングも行われました。

ベトナム会場はNCネットワークグループ単独で開催。ハノイ市商工局のバックアップを受け多数のローカル企業が出展しました。出展企業は182社、来場者は5,116名と過去最大規模になったことで、出展社同士、来場者との商談が多数行われ、会場は例年以上の活気が感じられました。日系だけではなく大手ベトナム企業もバイヤーとして参加。多種多様な加工部品を探している企業が多く、ベトナムマーケットの拡大を感じました。

9月の日程はオンラインで開催。タイ・ベトナム・日本など多国間でのWEB商談を実現し、1000件以上の商談が行われました。昨年に引き続き、ビッグバイヤーだけではなく、アセアンへの調達を希望される日本の部品商社を誘致。チャイナリスクを考慮しアセアンに製造拠点の移管が進んでいることもあり、具体的な案件も多く活発な商談が行われました。

本年も、共催に金融機関および自治体など32団体を迎え、後援には各国の公的機関や有力銀行が名を連ねました。14の団体に本商談会を対象とした補助金をご用意いただいたこともあり、出展企業は過去最多の391社となりました。

2023年は、タイは5月にバンコク会場、10月頃にパタヤ会場での開催、ベトナムは9月頃にハノイ会場での開催を予定。オンライン開催も11月頃を予定しています。

最後になりましたが、今回も商談会を無事に終了することができましたことを、共催・後援団体の皆様、並びに、ご出展企業様、ご来場企業様に心より御礼申し上げます。

2022年11月3日掲載

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