サミティヴェート病院は8月28日、公益財団法人日本医療機能評価機構による「医療の質および安全の向上に係わる支援実施証明書」を取得したと発表した。対象はサミティヴェート病院スクムビットおよびシーラチャー。同証明書の取得は日本国外の医療機関としては初めて。

今回、病院組織の運営と地域における役割、患者の権利と安全確保の体制、療養環境と患者サービスなど6領域、500項目以上にわたる書面確認と実地調査がスクムビット、シーラチャーの各病院で3日間にわたり行われた。サミティヴェート病院がタイおよび近隣諸国の在留邦人医療の拠点となっていることから実施に至った。

日本医療機能評価機構は日本で中立的な見地から医療機関の評価を行う病院機能評価事業を手掛け、医療機関の質の高い医療サービスの提供をサポートしている。日本では約3割の病院が同認定を取得している。